なぜモンスターハンターは人気があるのですか?
友人との共通の話題(コミュニケーションツール)として購入する層も多かったようですね。
しかしそうなったのはやはりPS2版を未体験の人々の間にさえ「モンスターハンターというゲームが面白いらしい」という認識があり、現在まで人気があるのは事実やってみた人が面白いと感じたからに他ならないと思いますよ。
内容を簡単に説明すると、恐竜が生き残ったまま文明が中世程度まで発達した世界で、依頼を受けて人々の生活を脅かす大型動物(モンスター)を狩ることを生業とするハンターとして生活するゲームです。
モンスターハンターの「ゲームとしての面白さ」は以下の4つくらいに集約されると思います。
①純粋なアクションゲームだということ。
キャラクタの強さはプレイヤーの技量がダイレクトに反映されます。「こんなモンスター倒せるわけがない」という挫折を最初は誰もが味わいますが、だからこそ戦い方に工夫を凝らし、何度も失敗を繰り返しながらモンスターを倒した時の達成感が大きいです。
②精巧な自然の中で、非力な存在である人間が、技術と知恵を駆使して大型生物を狩猟するというカタルシス。
モンスターはあくまでただの「大型生物」であり、人類に悪意を持つ「敵」ではないというのも、人間の本能に響く何かがあるのかもしれませんね。
③武器や防具は倒したモンスターの素材から生産していくため、装備する武器や防具それ自体が、素材となるモンスターを倒す実力があるのだというステータスシンボルとなる。
④防具が頭・胴・腕・腰・脚に分かれており、自由に組み合わせられるので、おしゃれが楽しめる。
ただ、この4つの面白さとは別に、協力プレイのできるゲームとして空前の大ヒット作となった理由があと2つあると思います。
⑤レベルアップがない。
武器や防具を脱いた状態でのステータスは全く成長しません。なぜこれが人気の理由になるかというと、途中から新しく始めた人と、楽しく遊びやすいのです。
普通レベル1の人とレベル99の人が組むと、レベル99の人が敵を瞬殺してしまって、レベル1の人がなかなか経験値がもらえかったりしますが、モンハンでは初期の武器防具に着替えれば簡単に「新しく始めた人と同じ強さ」になれるわけです。
⑥1回のクエストが短い
依頼を受けて、依頼内容を達成したらクリアという単純なシステムで、1回のクエストは最長でも50分。普通は20分もかからず終わります。
この「ちょっとした時間でも楽しめる」という要素は、人気の隠れた大きな理由だと思います。
あとは世界観が非常に丁寧に「フィクションらしさ」を感じないように作られているのも大きいかもしれませんね。
出てくるモンスターたちは、まるで本当にかつてこのような生物が存在したかのようなリアリティを持っています。
この「安心して世界観にのめり込める」という要素も大きいのかもしれません。
長々と失礼しました。
ソフトが安くなっている割に、人気はまだまだ下火にならずといった感じですから、興味があれば手を出してみてはいかがでしょう。
協力プレイをする環境がない方でも楽しめる作品ですよ。
一言で言いますと
面白いからです
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